大人の発達障がいと仕事

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今回は、「大人の発達障がいと仕事」についてお話したいと思います。

発達障がいは、生まれ持った脳の特性です。最近では「大人の発達障害」という言葉も聞くようになってきました。「大人の発達障がい」とは、大人になってから発達障がいだと気付いたケースのことを指します。実際に就職してから違和感を感じ、発達障がいの診断を受けるケースもあります。

発達障がいには、自閉症や、アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害など色々な種類があります。種類により症状も異なり、個人差もあります。発達障がいではない方と比べ、得意なことと不得意なことの差が大きくでることも多くあります。

就職後、「職場になかなか馴染むことができない」、「他の職員との人間関係の構築がとても難しい」、「入社しても長く続けることが難しい」などという声を聞くことも多くあります。業務において、できないことが多かったりして周囲の理解も得ることができずに自信を無くしてしまう方もいらっしゃいます。そのようなときは、一人で悩まず誰かに相談することも大切です。

最近は、発達障がいのある方の仕事探しをお手伝いしてくれる「就労移行支援」という制度もあります。この制度では、一般企業に就労する為に訓練を行ったり、就職活動の支援なども行っています。就職後も職場に定着できるように、アドバイスを行ってくれたりサポートが充実しているのが良いですね。

自治体でも発達障害の相談窓口が設けられています。発達障がいと診断された方や、発達障がいの疑いのある方、ご家族の方の相談にも乗って下さるようですので、悩んでいらっしゃる方は一度相談をされるのも良いかもしれません。

fdn.でも福祉施設への橋渡しも行っております。大阪市で就労に向けた施設をお探しの方は、当団体のお問い合わせフォームより詳細をご記入のうえお気軽にご相談ください。当団体スタッフが親切丁寧に相談に乗らさせて頂きます。

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